WoTで強くなりたい人のブログ

World of Tanks(PC)で強くなるためにあれやこれや考えてます。開設から15か月(2018年7月現在)直近WN8:1000から3000↑まで上達することが出来ました。

ヒトはなぜ芋るのか『被弾のマネージメント』

こんにちは~にゃんたくです!久しぶりですね!

先日エイプリルフールネタで失敗したので、懺悔にWOT記事を書きます(笑)
騙された人はゴメンね!
今夜中の3時40分なんですけど、僕は何をしているんでしょうか…汗

さてさて、今日は久しぶりにWoTに関して言いたい事を書きますっ!!(笑)
テーマはズバリ『被弾』について!

 皆さん被弾についてどう考えてますか?

と問うて、いきなり答えが来たら怖いヨ(笑)なに、そのWoT脳…。
被弾、つまり相手に撃たれる事なんですが、WoTやってると避けられないものですね~。被弾したいと思ってるどMプレーヤさんは別として、大抵の人は被弾したくないと思ってプレーしてるのではないでしょうか?
ちなみにスーパー戦車兵であろうと被弾せずに試合を終えることは稀です。もっと言えば被弾せずに試合を終えることは”いい事”ではないんです。

ニャンタク的には恐らく上手なプレーヤーさんと、あまり上手くないプレーヤーさんの考え方の違いが割と大きい部分だと思ってます。なので今日はそこを考えてみたいと思ってこんな良くわからん記事を書くのですっ!
まあ、ゆっくり一緒に考えてみましょう!

個人的にはWoTにおける『被弾』って大雑把に2種類に分けられると思っています。

①想定内被弾
②想定外被弾

の二つです。
これを見て、どう思ったでしょうか?おそらく、はぁ?そんなの当たり前じゃんってなると思います。ただ、この二つの「違い」を”明確に”意識する事が上達に繋がると思っています。

初心者中級者と、上級者ではこの二つの被弾割合が絶対に違うはずです。上級者ほど想定外の被弾が減ります。それは被弾をきちんとコントロール出来ているからです。

では、想定内被弾と想定外被弾をより細かく考えていきます~。ちなみに話がややこしくなるので、貫通、非貫通に関しては無視します。

想定内被弾のケース
①見えている相手を撃ちに行っての被弾
これは単純明快ですね…。自分の射線を通すという事は、大抵敵からも射線が通ります。撃つという事は常に撃たれるリスクがあるという事です。オートローダで一発貰って全弾吐くなど細かい様々な状況も含めると殆どのケースがこれに当たります。

②見えていない敵の予想位置からの被弾
あとはこれくらいでしょうか?あとは敵が遠距離でブッシュに隠れていてミエナイけど、恐らくここにいるという想定の下、近距離の敵と撃ち合ってる際に被弾したり、距離を詰める際に被弾したりする事はありえるケースです。

では想定外被弾はどうでしょうか?

想定外被弾のケース
想定外被弾はまあ、言ってしまえば予期できてない位置からの射撃で説明終了なのです。なのですが、どういった時に予期できない射撃を食らうのか考えてみますん。

①相手を撃ちに行ったとき
相手を撃ちに行ったときに、その相手以外からも射線が通り、余計な被弾をする。

②移動するとき
MAP見えていない。敵の射線、視界の通りを覚えていない、知らない等

③損得勘定を無視したゼッコロ
④FF

冗談はほどほどにして...(笑) 切り口を変えてみましょう。

上級者における被弾とは
被弾する事でそれと同等以上の見返りを得ています。相手にダメージを与えたり、有利なポジションを取ったり、距離を詰めたり。必ず被弾する事と同時に+の何かを得ているんですね…。そう考えると逆の事は明快です。

やってはいけない被弾とは
一言でいえば無駄に弾を貰う事です。ただHPを失って何の戦果も得られませんでしたぁ~ってならない様にする事です。

 では、どうすればいいのよ?

実は無駄な被弾を減らす簡単な方法が一つあります。とても簡単です。馬鹿でもワカリマス。

芋る事です。

先の、想定外被弾の項で書きましたが、想定外被弾を起こすケースは大抵自分が積極的行動をとった時です。相手を撃ちに行く、移動するなどです。
つまり非積極的に、なるべく動かず、撃ちに行かなければ想定外被弾のリスクを最大限減らすことが出来ます。

なので、大して上手くないプレーヤの多くが芋るという行動をとるのです。(あくまで芋る理由の一つです)
これは実に合理的と言えます。先程、上級者になるためには想定内被弾を増やし、想定外被弾を減らせと書きましたが。この論理にそって行動するならば正しいです。

大切な事は「芋る」という行動は射撃機会の減少を意味します。

リスクを減らす分、リターンも減ってしまいます。ローリスクローリターンです。人生の選択としては間違ってないのかもしれないですが、ゲームの選択肢としてはあまりにもつまらないじゃないですか!ゲームの中ではいくら失敗してもいいじゃないですか、夢をみてハイリターンを目指そうぜ!というニャンタク的には言いたいのです。

何故、上手なプレーヤーは前線で戦ったり、積極的に移動するのかというと、射撃機会を増やすためです。このゲームで多くの戦果を安定してあげる様になるためには射撃機会を増やす事、それに尽きます。

そのための最も簡単な方法『前に出る事』です。
実は、正直に言うと前に出なければいけない必然性はアリマセン。先程も書いたように最も大切な事は射撃機会を増やすことであり、その事さえきちんと出来れば距離を取る事は間違いではありません。戦局次第では芋る事に近い状況でも沢山の射撃機会を得られることはあります。ただし、距離を取りながらうまく戦果を出すには高い状況判断力とMAP知識が要ります。そこが面白い部分ではありますが、初心者の方には敷居が高いです。
一方で前で戦う事は状況判断をより単純化出来るので幾分か敷居が下がります。また最前線での駆け引きも、このゲームの面白い部分の一つだと思っています。前に出る事に慣れる事は戦い方の選択肢を増やすことに繋がるので必ずプラスになります。

 最前線での被弾のマネージメント
さてさて、じゃあ最前線で、どう被弾とお付き合いしていくのか?というと
撃たれなさい
 もうそれは思いっきり撃ちまくられるのがいいです。ホームランを打たれずに大きくなったピッチャーは居ないのと同じく、良くわからんところから撃ちまくられてキレて、台パンして戦車兵は大人になっていくのです(笑)

かくいう自分も脳筋なので無駄に前に出て集中砲火を受けて何度も死にました。そういった経験は誰もがあると思います。誰もがゲームを始めた時はアホみたいに突っ込んで死ぬじゃないですか(笑) ただ、そこで芋るという安易な選択肢に流れないで欲しい。最前線で頑張って欲しい。被弾を恐れるあまりに、WoTをプレーをし始めたあの日の積極性を失わないで欲しい。一歩踏み出したものは無傷ではいられないのです。泥にまみれてもなお、前に進む者であれ。そういう人が僕は好きです。

さて、撃たれることを恐れない事は前提として、無駄な被弾を避けるポイントは

①射線を一方向に制限する
②駆逐の射線を覚える
③相手が待ってるところに単純に出て行かない

この3つを推します。

①が一番難しい事かもしれません。何より大切なのは射線を切るという感覚を身に着ける事です。自分が撃ち合ってる場所がどこから射線が通るのか。そのラインは常に意識する必要があります。そして、家、地形、その他障害物を使って射線を切って正面の1方向に意識を集中出来る様にします。つまりそういう事が可能な位置で戦わなきゃいけないです。MAPの知識が必要です。駆逐の射線も然りです。
最も大切な事は『意識的に』射線を切りつつ戦う事です。なので1MAPの1ポジションでもいいので、「ここはこことここから射線が通るからこの家を使って射線を切りつつ戦う」と説明できる場所を作りましょう。あとはそれの応用なので。当然、無意識に射線切りが出来ている事は多々あります。上手な戦車兵の方々が配信で使っている多くのポジがそれに当たりますので、真似すると無意識にそうなっている事はあります。ただし、これは意識する事で初めて他に応用が利くようになるので、whyの部分が分からないと意味がありません。自分でポジションの意味を説明できるようになる事が大事です。
うまく射線が切れる+それをちゃんと説明できると上達したような感覚が味わえると思います。楽しいですYO!

③に関しては、相手の砲塔を見ましょう。自分の方向を向いて待っているときノコノコ撃ちに行ったらそれはこちらが不利なのは自明です。逆を言えばこちらが待つ状況を作れればアドバンテージが取れるという事になります。ここから先は打ち合いのテクニックの要素が強くなるため今回は割愛します。
とにかく沢山撃たれて、失敗して、覚えていくしかないです。上手なプレーヤーさんの配信を見るとき、射線の切り方「だけ」に集中して見てみる等、いろいろ工夫の余地はありますYO!

 

さて、最後に…。
このゲームの上級者は想定外の被弾の割合がドンドン少なくなります。もっと言えば被弾するケースでも非貫通で被ダメは避ける割合も高くなるでしょう。そうすると、必然的に割合として増えるのが
自走砲による被弾』
です。上級者の様々な状況判断やテクニックで積み上げた被弾しない被ダメしない技術をすべて台無しにするゴミが自走砲なのです。
さらに言えば、自走砲という選択肢は、被弾を極限まで避けたい人が乗る傾向が多いです。撃たれたくないけど、自分は撃ちたいと。水没自走砲なんてのはその極致なのです。なので、上級者ほど自走砲を嫌う傾向にあります。f:id:taku-wot:20190406181329p:plainちなみに最近のWoTの傾向はこういう傾向にあります。本来実力に対して得られる戦果は比例するのが正しい形だと自分は思っています。しかし、自走砲の性質から考えれば顕著ですが、上級者ほどnerfを受ける要素があまりにも増え過ぎています。ですので、向上心があるプレーヤ程この先もドンドン離れていくのではないでしょうか?この傾向がもっとも強いのが自走砲マシマシ駆逐マシマシのアジア鯖です。

f:id:taku-wot:20190406182043p:plain
上は公式サイトからの引用です。ココにある通り、昔のWoTは現在よりもスーパー戦車兵はスーパーな戦果を得ることが出来ました。それの何がいけないのか…上手いプレーヤーは多くの戦果を得て然るべきだと自分は思いますが。少なくともこの文章からは近年のアプデの傾向はあきらかに意図的に上級者を冷遇するための物だったという事が見て取れます。
この様なアプデが続く限り、前に出る勇気ある向上心も持ったプレーヤは減り続け、とにかく被弾したくないだけの惰眠を貪る畜生が増え、戦場膠着傾向が強まり、ドンドンつまらない方向に進むのではないでしょうか?
私を含め大多数のプレーヤは↑に書いた上級者ナーフをもろに受けるような存在ではありません。ただし、ゲームシステムをより深く理解しようともせず、漠然とゲームを続けていた過去の自分のようなプレーヤーの意見と、システムを理解し、考え工夫して上達してきたプレーヤの意見を一緒くたに扱うのはあまりにも愚かな様に自分には思えます。

今回は正直大した内容は書いてないですが、このゲームのテクニック的な記事を書くのはコレが最後かもしれないので、このゲームが大好きなプレーヤの一人として、最後にこういうことを書かせてもらいました。

結局どんなゲームであろうと、どんな優れたシステムを作ろうと、
一番大切なのはどんな人間がプレーするか
だと自分は思っています。このゲームに一人でも多く前に出て撃たれる勇気のあるプレーヤが増えることを祈って。

 

にゃんたくでした。